上海への留学

【上海财经大学】国際中国語デー開幕:2025年留学生「国際中国語デー」学術文化月がスタート

Apr 26, 2025

420日は中国の二十四節気「穀雨」に当たるとともに、第16回国連「国際中国語デー」を迎えます。今年のテーマは「中国語:時空を超える贈り物」。中国語は中国が世界に贈った文明の宝であり、中国語と中国文化を愛するすべての留学生への贈り物でもあります。

 上海財経大学国際文化交流学院は417日、「中華ビジネス文明の道を探る」をテーマに、留学生向け学術文化月の開幕式を開催しました。董静学院長、栄軍副学院長をはじめ、ビジネス中国語学科の盧恵惠学科長、耿直副学科長、国際教育教學センターの周洋副主任、中国語プログラム主任の林林、予科プログラム主任の王連盛らが出席。約100人の留学生が参加し、学術文化月の幕が開かれました。式典は栄軍副学院長が司会を務めました。1.jpg

董学院長は開会挨拶で、「本学の経済・金融分野の特色と当学院のビジネス中国語教育の強みを活かし、『中華ビジネス文明の道を探る』をテーマに、中国文化理解を深めるプログラムを準備した」と説明。「言語交流を通じた文明間の相互理解を促進し、中国文化への理解を深め、実践的な中国語能力を高めながら、中華ビジネス文明の真髄を体得し、言語交流・相互理解・文明相互参照の橋渡し役となってほしい」と学生たちに呼びかけました。

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式典では学内民族音楽団による演奏が披露されました。呂淳娆さんの二胡独奏『戦馬奔騰』は力強い旋律で中華文化の雄大さを表現し、葉非凡さんの琵琶独奏『精衛』は繊細な音色で不屈の精神を奏でました。演奏者が中英両言語で曲の背景にある哲学を解説すると、留学生たちは熱心に聞き入り、「音楽に国境はないが、その背景にある物語を知ることで、中国文化の深遠さを理解できた」と感銘を受けていました。

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続く中国文化体験コーナーでは、留学生たちが漆扇制作に挑戦しました。指導を受けながら「千里江山」「藍焰金輝」など色彩豊かな作品を創作し、「没入感のある創作過程と鮮やかな色彩の調和に、中国伝統工芸の奥深さを感じた」と感激の声が聞かれました。

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同時開催の八段錦体験も盛況で、留学生たちは指導者の動きに合わせて、この伝統的な健康法が持つ「動と静」の調和を体感。「こんなに優雅な運動は初めて!帰国したら家族にも教えたい」と興奮気味に話す姿が見られました。

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今回の開幕式は、芸術公演と文化体験を通じて留学生が中国文化を多面的に理解できる機会を提供するとともに、学術文化月の華やかなスタートを切りました。今後約1か月にわたり、同学院ではビジネス関連の文化展示やサロン、学術講座、文化視察、大学間留学生交流などが行われ、国際交流をさらに深化させ、留学生が「中国理解の文化大使」として成長できるよう支援していく予定です。