上海市教育委員会が主催し、上海財経大学が実施する「上海サマースクール：中国ビジネスプログラム」がこのほど無事に終了した。

このプログラムは中国のビジネス文化と上海金融センターに基づき、中国の経済政策と重要な問題に焦点を当て、中国のビジネス文化とビジネス文明を結びつけ、中国で留学している学生が中国語を勉強すると同時に、ビジネス体験と実践活動に参加し、中国のビジネス文化の独特な理念を学び、中国のビジネス習慣を身を持って体験し、中国のビジネス価値観を理解することができる。

（写真・上海教育公式サイト）

学生たちはプログラムで中国語の表現力を磨き、中国ビジネスの内包への理解を深めた。また、中国と世界の実際事例を学び、分析することを通して、中国の金融環境、貿易発展、起業チャンスについて話し合い、金融投資の基本概念と財テク商品を理解し、中国経済の発展過程、現状、将来の展望を学んだ。さらに、中国の持続可能とグリーンな経済発展の現状を理解し、新型店舗の成功モデルを探求してみた。

3週間にわたるこのプログラムは、「ビジネス中国語教室」、「中国ビジネスフロンティア特別講座」、「ビジネス文化体験と特別実践」の3つのセクションで構成された。

ビジネス中国語教室は、学生たちの実際の中国語レベルに応じて、異なるレベルの中国語コースを開設し、学生のビジネス中国語レベルとコミュニケーション能力をさらに向上させ、ビジネス中国語の語彙とコミュニケーションスキルを身につけることを目的とした。

中国ビジネスフロンティア特別講座は中国ビジネスの最新トレンドと課題を踏み込んで分析し、学生たちに貴重な知識資源と業界洞察をシェアした。

また、学生たちは毎週も実地調査を行って、さまざまな分野の現地企業を訪問し、企業の運営モデルを間近で観察し、企業文化と業界での競争力を深く理解し、企業知識、投資知識と管理制度について学んだ。

ビジネス実践活動では、学生たちは生鮮スーパー「盒馬鮮生」、蘇州市の平江路と上海市の安福路などのビジネス街で中国のビジネス環境の多様性と活気を身を持って感じ、実践活動を通じてビジネスプロセスへの理解を深め、中国人気店舗のビジネスモデルを探求した。

（写真・上海教育公式サイト）

中国文化体験活動では、学生たちは自らの体験を通じて、中国の伝統文化の魅力を感じ、中国の人文精神への理解を深めた。学生たちは先生の指導を受け、太極の基本動作や呼吸法を練習し、「内外兼修（内外ともに修めること）」と「動と静の結合」という太極の哲学を体感した。茶芸の授業で、学生たちは中国の茶文化の歴史と茶芸の基本的な技術を学んだ。お茶をいれることとお茶を品評することを通して、茶の種類と技術、そして中国茶道の作法や精神を理解した。