新学院を設立、先端人材を育成、コア技術の難関を攻略=華東師範大学
Jul 5, 2024
華東師範大学滴水湖国際ソフトウェア学院が臨港新片区で設立された。(写真・WeChat公式アカウント「華東師範大学」)
6月18日、華東師範大学滴水湖国際ソフトウェア学院が臨港新片区で設立され、新たな質の生産力志向の未来ソフトウェア人材育成と産業発展大会が同時に開催された。
華東師範大学滴水湖国際ソフトウェア学院は、「教育を緊急需要の産業の最前線に置く」という理念を堅持し、国家戦略の需要と産業のフロンティア課題をもって人材育成と科学研究を駆動し、産業・教育の融合と科学・教育の融合という新たな教育モードを深く模索し、「卓越育人(卓越した人材を育成するプロジェクト)」の新しいモデルを作り、国家ソフトウェアトップ人材の育成基地、一流のソフトウェア技術革新基地、重点ソフトウェア産業・教育融合センター、国際学術資源集積センターを構築することに力を入れていく。
会議では、臨港新片区管理委員会と華東師範大学が華東師範大学臨港キャンパスを建設する意向協定に調印した。双方は臨港新片区に同校のバイオ医薬、空天情報(航空宇宙情報)などの臨港の関連産業と密接に関連する未来学科と専攻を導入し、国内外から人材を集め、国際的な革新協同を展開していく予定。
華東師範大学ソフトウェア工程学院の蒲戈光院長は華東師範大学の「卓越育人・臨港計画」を発表した。(写真・WeChat公式アカウント「華東師範大学」)
華東師範大学ソフトウェア工程学院の蒲戈光院長によると、この新学院は戦略的産業のニーズに向け、学科分野の壁を越え、優れた研究・実践能力を持つ優秀なソフトウェア人材を育成する。人材育成モードでは、第一に「産業ニーズの方向」に沿って、業界の学術パッケージを設置し、業界ニーズに合わせて人材育成内容を作成すること。第二に「複雑な問題の解決」を駆動力として科学研究を促進し、学術フロンティアを模索する能力を育成すること。第三に「各分野の実際の問題」を踏まえてプロジェクト実践を促進し、産業技術革新能力を育成することである。
第1回学術委員会任命式。(写真・WeChat公式アカウント「華東師範大学」)
中国科学院院士褚君浩氏が新学院の第1回学術委員会主任に任命され、北京大学、清華大学、中国科学院などの大学や科学研究機関からの有名な学者および上海マイクロエレクトロニクス装備有限公司(SMEE)や中科創達ソフトウェア有限公司(ThunderSoft)などの有名企業の責任者が学術委員会委員に任命された。学術委員会の構成は、産業・教育の融合を深く模索する同校の教育理念を反映している。
大会現場で臨港工業ソフトウェアの産業・教育融合プラットフォームも設立された。このプラットフォームは各部門に連携させ、重要なソフトウェア人材の育成と技術の難関攻略に共に力を尽くし、人材チェーン、教育チェーン、革新チェーン、産業チェーンの「四つのチェーン」の協同発展を促進し、臨港新片区の産業発展に活力を注入する。
情報源:華東師範大学滴水湖国際ソフトウェア学院、WeChat公式アカウント「華東師範大学」