写真・上海体育大学

上海体育大学は1952年に設置され、新中国成立後最初の体育高等教育機関の1つであり、原名は上海体育学院。2001年、国家体育総局と上海市人民政府に共同建設・管理され、2017年、国家「双一流」建設大学と上海ハイレベル大学に選出された。学校は社会主義の運営方向を堅持し、徳を立たせ人材を育成することを根本的な任務とし、特色のある応用・研究型大学運営に立脚し、「スポーツを発展させ、人民の体質を向上させ、スポーツ文化を発揚する」ことに焦点を当て、競技スポーツ人材及び応用研究型スポーツ人材育成拠点やプロ教師育成拠点、スポーツ国際協力運営示範拠点などの建設に取り組み、中国ないし世界の一流体育高等教育機関に目指す。

学校に楊浦と徐匯、2つのキャンパスがあり、校舎の建築面積は35万平方メートルを超えた。アメリカスポーツアカデミー会員、国家級専門家、国際スポーツ組織成員、国家スポーツチームコーチなどの優秀な教師を有し、近年、国家と上海市教学成果賞を複数受賞した。現在は7系9学部専攻を開設しており、体育学に所属する二級学科の4つの専攻において修士授与資格と博士授与資格がある。在学全日制学部生は4000名近く、修士、博士院生は300数名である。他にもピンポン、バドミントンなど複数の国家級スポーツプロジェクトトレーニングセンター及び国家武術研究基地を設けている。

本校は80年代から海外留学生を受け入れており、現在まですでに4千名あまりの長期・短期留学生を育成してきた。