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江南三民文化村

Jul 11, 2024

上海市崇明区の林風公路2201号に位置する江南三民文化村は、江南の伝統的な民間文化・民俗文化・民族文化の要素をテーマとする無形文化遺産の発掘・展示・継承の重要な拠点です。崇明土布館や崇明彫刻板博物館などの特色ある展示館が集まっています。

江南三民文化村の主な見どころは以下の通りです。

崇明土布館

崇明土布館では、600年以上にわたって崇明土布の発展に大きく貢献してきた歴史上の人物や、16項目の土布紡績作業などが紹介されています。

中華龍宮

中華龍宮の目玉展示「中華第一龍」と称される中国の龍は、全長36メートルで、5000枚の龍鱗が覆っています。これは中華5000年の文明史を象徴しています。龍鱗は50年から500年前の彫刻板が使われています。この中国の龍は、崇明地区で「二月二、龍抬頭(旧暦2月2日は龍が頭をあげる日である)」を祝う重要なシンボルでもあります。

如詩根芸館

300点を超える根彫(木の根に彫刻する)芸術作品が展示され、自然と芸術創作の完璧な融合を示しています。

崇明彫刻板博物館

江南三民文化村はここ十数年、4万枚以上の崇明彫刻板を収集してきました。これらの彫刻板に描かれた図案、文字、色彩は、数千年にわたる数千万人の崇明労働者の美しい生活への憧れと願いを如実に記録しています。

長寿博物館

長寿博物館は、崇明の地方民俗文化を展示しています。当博物館は、映画やテレビ放送、長寿文化の収集と健康食品の展示、長寿の風習の紹介、長寿文化広場の彫刻、長寿動植物などを通じて、「中国の長寿の里」としての崇明の生態的魅力を伝えています。

行知文化園

中国近代の著名な教育者である陶行知(1891-1946年)を記念するために、行知文化園を建てました。陶行知記念館では、マルチメディア、実物、写真などの形で、陶行知氏の教育思想体系と、新時代における陶氏から学ぶ動態などが展示されています。また、行知園は教育学術会議や陶芸制作など、多くの特色ある体験活動の開催場所でもあります。

文化街

文化街には56の展示館があり、昔の衣食住や交通手段、美術工芸品など、先輩たちの貴重な品々が展示されています。これらの展示品は、先輩たちの人生の物語を再現しています。

「古典学習」研究基地

江南三民文化村の「古典学習」研究基地は、国学文化(儒教、道教、仏教)と赤色文化をテーマとしたエリアです。ここでは、古典の朗読、禅茶読書会、書画展、書道、茶道、中国伝統音楽の演奏などの文化活動が体験できます。

場所:上海市崇明区林風公路2201号

情報源:WeChat公式アカウント「江南三民文化村」

    「江南三民文化村」(上海国際サービス)