イベント回顧|中秋節匂い袋DIYワークショップ
Oct 9, 2026
一筋のキンモクセイの香り、一枚の香りの飾り札に、中秋節への祝福が指先で少しずつ形になっていく。中秋節を前に、伝統行事と古来の製法による香牌(香りの飾り札)をテーマとした文化体験イベントが温かな雰囲気の中で行われた。イベントでは中秋節を糸口に、中国の香文化の歴史的な起源、伝統的な香料、香牌に込められた意味を紹介し、留学生が祝福と幸せへの願いを託すこの伝統技法に触れた。

9月22日、中秋節の香牌DIYイベントが上海交通大学徐匯キャンパスの安泰楼A303で行われ、9月23日には閔行キャンパス東暉園3号館1階の万象図書館で開催された。二つのイベントには、さまざまな国から60人余りの留学生が参加し、交流と制作を通じて中国伝統文化の魅力を体験した。
イベントの冒頭、講師が中国の香文化の発展の歴史を紹介した。古代における香料の使用、時代ごとの香文化の発展、伝統文化において香牌が持つ象徴的な意味について説明を聞き、学生たちは香文化の歴史的背景と文化的な意味への理解を深めていった。

続いて、参加者は古来の製法による香牌作りに取り組んだ。制作では、手順に沿って香料を調合し、香粉とつなぎ粉を混ぜ、適量の水を加えて生地を作った後、型で好みの形に押し固め、型から外して形を整え、装飾を施した。どの工程にも根気と細やかさが求められ、学生たちは真剣に取り組みながら、伝統工芸を作る楽しさを味わった。



会場は和やかで活気に満ちていた。異なる文化的背景を持つ学生たちは、香牌を作りながら互いのアイデアや感想を語り合った。こね、押し、刻む作業を重ねる中で、一人ひとりが自分だけの作品を完成させ、実際に制作することを通じて中国伝統文化への理解を深めた。



イベント終了後、学生たちは自作の香牌を記念に持ち帰った。ほのかな香りを放つ小さな香牌には、上海交通大学で過ごした留学生たちの中秋節の思い出が刻まれ、異なる文化をつなぎ、友情と祝福を伝える特別な贈り物となった。

中秋節
中秋節にあたり、上海交通大学は交換留学生のために月餅の詰め合わせを用意し、一人ひとりに祝福の気持ちを届けた。甘い月餅には団らんへの願いが込められ、故郷を離れて暮らす学生たちは上海交通大学の温かな心遣いに触れ、キャンパスで中国の伝統行事が持つ文化的な魅力をともに体験した。



出典:留学交大
