長江の生態の魂を訪ね、崇明の田園美に出会う――上海サマースクールと中国政府奨学金国際サマースクールが崇明研修を実施
Sep 3, 2026
8月15日、朝の光を浴びながら、上海サマースクール「中国式現代化と長江デルタ都市発展」国際プログラム(3S:Shanghai Summer School)と、中国政府奨学金国際サマースクール「RCEP地域諸国の発展と長江デルタ一体化モデル」プログラム(CSC International Summer School)の中国人・外国人参加者は、趣向を凝らした「崇明探訪の旅」へ出発した。今回のイベントは、生態保護施設の見学、農耕文化体験、無形文化遺産の手芸体験を組み合わせ、参加者を上海のもう一つの表情である世界水準のエコアイランドへと案内し、参加者は中国式現代化の過程における人と自然の調和ある共生を実地で感じ取った。
最初の訪問地
「水中のパンダ」を守る――カラチョウザメの命を支える拠点を訪問
午前10時、参加者は崇明島の南東端に位置する上海市水生野生動植物保護研究センターに到着した。ここは、カラチョウザメをはじめとする希少な水生生物の「保護施設」であると同時に、長江の包括的保護を担う重要な研究拠点でもある。
研究スタッフの案内のもと、参加者は澄んだ水槽越しに、「水中のパンダ」と呼ばれるカラチョウザメを観察した。恐竜と同じ時代から生き続け、1億4千万年の歴史を持つ古代魚であるカラチョウザメの行く末に、参加者は強い関心を寄せた。長江河口は、カラチョウザメが海から川へ戻る際の「保育所」であり「産室」でもあり、生態学的に極めて重要な位置を占めている。参加者は、カラチョウザメの人工繁殖における画期的な進展や、上海が長江の「10年間禁漁」と生態系修復に向けて重ねてきた取り組みについて詳しく学んだ。

次の訪問地
瀛東村を歩き、収穫の喜びを分かち合う
正午、参加者は「崇明島で最初の朝日が差す場所」と称される瀛東村を訪れ、昼食を取った。干潟の干拓によって発展した社会主義新農村であるとともに、エコツーリズムの模範地域でもある。
午後、参加者は果樹園に入り、待ち望んでいた果物狩りを体験した。夏真っ盛りの園内には、赤く熟したドラゴンフルーツと、透き通るようなブドウが実っていた。参加者は崇明の甘い実りを自ら収穫し、一人につき1キロの果物を持ち帰り、豊かな収穫と笑い声に包まれた。

最後の訪問地
指先で受け継ぐ文化――手芸の楽しさを体験
果物狩りの後は、手芸体験が行われた。瀛東村の民俗体験センターで、参加者は地元の職人の指導を受けながら、針に糸を通して丁寧に縫い、伝統的な手織り布でスズランの花を作る無形文化遺産の手芸を体験した。一針一針に向き合う中で、崇明の無形文化遺産ならではの魅力に触れ、手芸のぬくもりを通じて、中国の郷土文化に受け継がれる文化的な遺伝子を理解した。

今回の見学イベントでは、長江河口の生態保護の現場と崇明の田畑が教室となった。一日の体験を通じて、参加者は生態保護と農村振興の分野における中国式現代化の「崇明からの回答」を目にするとともに、国際的な交流の中で国境を越えた深い友情を育んだ。
出典:留学上外
