彼らの声に耳を傾けて――夏季クラスC2の学生たちが見た上海
Aug 28, 2026
2026年の夏休み、C2クラスの学生たちは東華大学で充実した5週間を過ごした。最後の授業では、「私の上海生活」をテーマに、上海で目にしたこと、耳にしたこと、感じたことを中国語で語った。初めてこの地を訪れたときの戸惑いから、去るときの名残惜しさまで、一つひとつの物語が、この夏のありのままの記憶を刻んでいる。



上海との出会い

「初めて上海に来たとき、上海はとても便利で、きれいな街だと思いました。上海は大きく、高層ビルがたくさんあり、交通もとても便利です」泰雅さんは3月から上海で過ごしており、この街に抱いた第一印象は、多くの学生たちに共通する思いでもあった。
車嘉欣さんは、上海を「湿気が多い、便利、おいしいものが多い」という三つの言葉で表した。短く力強い言葉が、この街の日常の息遣いを的確に捉えている。

東華大学での学びと暮らしについて、学生たちからは「授業がおもしろい」「先生方が親切」「大学は便利で、何でもそろっている」「学んだ中国語が本当に役に立つ」といった感想が寄せられ、「ここでは、私たちを助けてくれる多くの人に出会いました」と話す学生もいた。また、ここでさまざまな国から来た友人たちと知り合った。5週間のうちに、東華大学は学生たちにとって上海にあるもう一つの家になった。



自らの足でこの街をたどる

5週間、学生たちの足跡は上海の大通りから路地裏にまで広がった。バンド、武康大楼、上海博物館、朱家角、中山公園、上海ディズニーランド……どの場所にも、楽しい思い出が残された。


「龍美術館、油罐芸術センター(タンクアートセンター)、浦東美術館など、たくさんの美術館に行きました。学生証があるので、入場料がとても安かったです」博物館や美術館は、多くの学生にとって週末の行き先の第一候補となった。上海交響音楽博物館や上海紡織服飾博物館を訪れ、歴史と芸術を通じて上海のもう一つの表情に触れた学生もいた。

休日に高速鉄道で杭州、蘇州、北京へ足を延ばした学生もいた。「杭州へ行った日はあまりにも暑く、最高気温は40度に達しました」杭州では猛暑に耐え、北京では天壇と故宮を見学し、本場の北京ダックを味わった。「北京には歴史や文化が数多く残されていて、とても興味深いと思いました」
舌で味わう上海

食は、学生たちの成果発表で最も多く登場したキーワードの一つだった。


「中国では、小籠包、火鍋、北京ダック、上海の蟹味噌麺、雲南料理など、たくさんのおいしいものを食べました。一番好きなのは火鍋です。おいしいし、友人と一緒に食べられるからです」

学生たちは中国のミルクティーも好きになり、「一番好きなのは中国の飲み物です。いろいろな飲み物を飲みましたが、ヨーグルトスムージーが一番好きです」と語った。「肉肉大米」を訪れた学生もいれば、1週間に7回も牛肉麺を食べた学生、点心や「転角餐庁」、「很久以前」焼肉店へ行った学生もいた。一食一食が、中国の味との出会いだった。

得たもの、そして成長

5週間は決して長くはないが、その間にも確かな成長があった。

授業で学んだことは、本当に役に立つのだろうか。学生たちは自らの体験を通して、その問いに答えた。Minaさんは成果発表で、上海で体調を崩し、一人で病院へ行った際、症状の説明から医師の助言を聞き、薬を処方してもらうまで、夏季クラスで学んだ受診時の表現を実際に使ったと話した。昷釉さんは、中国語を学んでから最も大きく変わったのは「相手と話すときに自信が持てるようになったこと」だと述べ、今ではタクシーに乗るときも、道を尋ねるときも、注文するときも緊張しなくなったという。「慣れない状況でも冷静でいられます。どう対応すればよいか、きっと分かると思います」学んだことを実際に生かすとは、きっとこういうことなのだろう。

そして、言葉の上達以上に大切だったのは、この5週間に出会った人々だった。ほぼすべての学生が、成果発表で「友人」という言葉に触れた――一緒に写真を撮り、語り合った友人、一緒に食事や街歩きを楽しんだ友人、授業で助け合った友人。「上海でたくさんの新しい友人ができました。一緒に写真を撮ったり、話したりしたことは、最も楽しかった思い出の一つです」と笑顔で語る学生もいれば、「ここでは、私たちを助けてくれる多くの人に出会いました」と真剣に話す学生もいた。5週間前には見知らぬ者同士だった学生たちは、5週間後には上海で互いを支える家族のような存在になった。
成果発表の最後にMinaさんが語った言葉は、皆の思いを代弁していたのかもしれない――「上海では毎日が楽しく、たくさんの友人と知り合い、多くの新しいことを体験しました。上海での生活は本当にすばらしかったです」


5週間で学んだのは、中国語だけではない
道を尋ねることから注文、タクシーの利用、買い物まで、授業で学んだ生活のための中国語を、上海の街角で実際に使った。学生たちは中国語で自らの物語を語り、その言葉を通して5週間の成長を確かめた。


この夏、C2クラスの学生たちは中国語力を高めただけでなく、きらめく上海の思い出を胸に刻んだ。授業は終わっても、物語は続いていく――いつの日か再びこの街を訪れ、流暢な中国語でそれぞれの上海生活の続きをつづることを願っている。
C2クラス、さよならは言わない!
出典:東華大学国際教育センター
