上海への留学

講座を聴き、企業を訪ね、文化を学び、政策を語り合う!上海財経大学のサマーキャンプが、上海の可能性を世界に発信!

Jul 31, 2026

717日、上海財経大学国際文化交流学院214教室では、絶え間ない拍手が沸き起こった。ケンブリッジ大学、ペンシルベニア大学、シンガポール南洋理工大学など、世界20余りの大学から参加した40名余りの受講生がグループごとに登壇し、3週間にわたる学習成果を発表した。中国の新エネルギー車が世界市場で持つ競争力を分析するグループや、上海のデジタルライフの一日を記録するグループ、さらには「海外人材向け中国起業政策ガイド」をまとめたグループもあった。これは、2026年上海サマースクールBESTワークショップおよびGLOBAL SUFE国際サマーキャンプの成果発表会の一幕である。

3週間にわたるプログラムでは、「ビジネス起業スマートテクノロジー」を軸に、毎週一つの先端テーマを設定した。テーマは、新エネルギー車、デジタル経済と人工知能、イノベーション起業の三つである。10回余りの専門講座、10社への企業訪問、さまざまな中国伝統文化体験に加え、普陀区政府との「人材政策対話」も行われた。国際青年たちは、教科書から生産現場へ、教室から産業パークへと足を運び、中国産業の躍動を肌で感じた。

新エネルギー車――生産現場で体感する「中国スピード」

プログラムの第1週は、新エネルギー車をテーマに実施された。専門講座では、「中国の持続可能な発展とESG」「自動車分野におけるベンチャー投資と産業投資」「中国の新エネルギー車のイノベーションと国際展開」を取り上げた。政策の枠組みや資本の論理から、技術開発の方向性、グローバル展開までを幅広く学び、参加者が同分野を体系的に理解するための基礎を築いた。

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理論学習に加え、参加者たちは「汽車イノベーション港」を訪れ、インテリジェントコネクテッドカーの研究開発試験プロセスを間近で見学した。上海新エネルギー車データイノベーション実験室では、市内を走る数万台の新エネルギー車のリアルタイム走行データが大型スクリーンに映し出され、参加者たちは足を止めて見入っていた。さらに、テスラGIGAミュージアムの一体型ダイカストマシンや全自動生産ラインの実演は、ひときわ注目を集め、多くの参加者がカメラを向けていた。

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「中国の新エネルギー車の研究開発試験プロセスを現地で実際に体験し、多くのことを学びました」と、ベルギー出身の参加者は語った。「中国の新エネルギー車産業は、想像していた以上にサプライチェーンが整っています」

デジタル経済と人工知能――アルゴリズム、ゲーム、都市ガバナンスが生み出す「化学反応」

このテーマでは、「デジタル時代におけるビジネスモデルの革新と変革」「デジタル時代の企業リスク管理」「中国のデジタル経済AI経済の現状と展望」「デジタル化とプラットフォーム経済――中国の実践」を題材に、一連の専門講座が行われた。ビジネスの仕組みやリスク管理、産業政策など多角的な視点から、中国のデジタル経済を支える原動力を読み解いた。

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教室を飛び出した参加者たちは、淘宝閃購を訪れ、アルゴリズムが配達員と注文を秒単位でマッチングする仕組みを見学した。BOKEでは、シリアスゲームが医療健康や知識普及にどのように活用されているかを体験した。世界技能博物館では、伝統的な職人道具からAIを活用した設計まで、技能の進化の歩みが時系列で紹介された。さらに、中国3Dプリンティング博物館では、中国における3Dプリンティング技術の発展とその成果に触れた。

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英国からの参加者は、「BOKEでは、ゲームが娯楽にとどまらず、社会課題の解決にも役立つことを知りました。こうした分野横断的な発想に大きな刺激を受けました」と語った。

イノベーションと起業――政策文化人材、そのどれも欠かせない

最終週は、イノベーションと起業をテーマに実施された。専門講座では、「中国における起業の現状と環境」「中国企業のイノベーションマネジメントと実践」「中国で起業するための社会文化面の準備」「上海のイノベーション起業支援政策」を取り上げた。マクロ環境や企業事例、文化の違い、具体的な支援策、さらには外国人による上海での起業実践まで、段階的に理解を深める内容となっており、中国での事業展開を考える参加者に実践的な指針を示した。

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教室を飛び出した参加者たちは、スタートアップ企業の朧愛グループや、イノベーション起業支援拠点である智慧湾科創園、復旦科技園を訪れ、中国で広がるイノベーションと起業のうねりを肌で感じた。

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また、本プログラムは普陀区人材工作局と連携し、「大学生の普陀訪問――国際青年人材が普陀を訪ねる」を企画した。参加者たちは「西部楽巣智和苑」人材マンションを実際に見学した。家具設備付きの居室や共用キッチン、コミュニティ図書室などが整備されている。「海聚英才」常設ロードショーホールでは、普陀区人材工作局の担当者が、住宅購入賃貸居住を支援する「優購優租優住」制度、最高200万元の起業支援金、「蘇河人材計画」について詳しく説明した。会場では活発な質疑応答が行われ、多くの参加者がビザや税制、業界参入などについて担当者と掘り下げた意見交換を行った。当日は、楽しく上海語を学ぶ講座も行われた。「ノンホー(こんにちは)」「シャシャノン(ありがとう)」と発音する声があちこちから聞こえ、会場は和やかで活気ある雰囲気に包まれた。

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シンガポールからの参加者は、「上海には多くのチャンスがあることは以前から知っていましたが、外国人向けにこれほど具体的な家賃補助や起業準備資金が用意されているとは思いませんでした」と率直に語った。

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専門分野の学習だけでなく、文化体験も充実した内容となった。太極拳や五禽戯、匂い袋と漆扇の制作、掐糸琺瑯(有線七宝)、茶芸体験、漢方薬を使った貼り絵など、いずれの講座でも参加者が自ら手を動かして文化に触れた。アメリカからの参加者は、自作の掐糸琺瑯のコースターを手に、「一見簡単そうですが、どの工程にも根気が必要です。この体験を通して、『匠の心』というものを身をもって理解できました」と語った。

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成果発表会で、インド出身のAbhijeet Chaturvediさんは、「この3週間で得た最大の収穫は、どれだけ多くの知識を覚えたかではありません。実際に中国で起業したり、企業を経営したりしている人々と出会えたことです。彼らの実体験には、どんな教科書よりも説得力がありました」と語った。

成果発表の終了後、上海財経大学国際文化交流学院の栄軍副院長が、参加者一人ひとりに修了証書を授与した。

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今回のサマースクールは、知識を学ぶ場にとどまらず、中国と海外の若者が互いに刺激を受け、信頼を育む交流の場ともなった。本プログラムでは今回初めて、普陀区の人材政策を紹介する機会を設け、大学の学術資源と地域産業のニーズとの効果的な連携を実現した。これにより、海外人材が上海への理解を深め、上海を進路や活動の拠点として選ぶための新たな窓口が開かれた。同サマースクールは数年にわたり継続して開催されており、世界の優秀な若者に向けて、「中国を理解し、産業とつながり、未来を語り合う」ための架け橋となることを目指している。今後も同校は、大学と企業との連携や大学と地域との協働をさらに深め、国際人材育成と都市発展の相乗効果を高めていく。これにより、上海が世界の人材を引き付ける中核都市、そして高水準の対外開放を支える玄関口としての整備を加速させることに貢献していく。

出典:上財国際文化交流学院