墨の香りと指先が紡ぐ中国語学習――伝統工芸を楽しみながら学ぶ
Jun 24, 2026
楽しく中国語を学ぶ
室内編

初級レベルの伝統的な祭りをテーマにした対話授業が、指先を使った創造的な実践へと発展し、A2クラスの約100名の留学生たちは、楽しい手作り体験に取り組む中で、中国語学習の新たなアプローチを発見した。
指先に広がる墨の香り――筆づかいに宿る文化の継承


宣紙、筆、硯を前に、学生たちは教員の指導のもと、筆文字の基本を学んだ。筆の持ち方から筆の運びまで、そして「平安如意」から「順風順水」といった言葉まで、学生たちは丁寧に模写した。墨の香りが紅い紙の上に静かに広がり、祝福のめでたさもにじみ出ていった。ある学生は次のように語った。「筆で字を書くのは想像以上に難しかったですが、最初に“福”という字を書いたとき、教科書に出てきた『福が訪れる』という表現の意味が、ふと実感した。」
切り絵の巧技――指先が紡ぐ文化のシンボル



ハサミが開閉する間に、赤い紙が生き生きとした切り絵に変わる。学生たちは教員の指導のもと、紙の折り方、下絵の描き方から切り抜きまでの剪紙技法を学んだ。ありふれた赤い紙は、やがて手の中で吉祥を象徴する「春」の窓飾りや、瑞龍の文様へと姿を変えていった。学生たちは自分の作品を手に掲げ、達成感に満ちた表情を見せた。「教科書に出てきた『窓飾りを貼る』というのは、こんなに面白いことだったんですね!寮の窓にも貼って、中国人のように福を迎えたいです。」
ビーズブレスレット――編み込まれる団らんの心


色とりどりの糸が透明なビーズをつなぎ、美しい願いもまた一つひとつ結び合わされていった。学生たちはさまざまな色のビーズを選び取り、自分だけの「如意」を象徴するブレスレットを組み合わせて作り上げた。ある学生は赤いビーズを用いて「ますます繁盛」の願いを込め、また別の学生はカラフルなビーズを組み合わせて、多彩で豊かな生活を象徴する作品に仕上げた。学生たちは互いにブレスレットを贈り合い、友情と祝福を一本の紐に結び込んでいった。
無形文化遺産手作り――匠の技が紡ぐ東洋のロマン


螺鈿細工を施したかんざしは伝統工芸の繊細さを再現し、中国結びの編み込みは「結び目に込められた団らん」の意味を参加者に伝えた。また、手作りのカボチャ飾りは「福が満ちて訪れる」という吉祥の願いを象徴している。それぞれの手作り作品には縁起の良い意味が込められており、学生たちは制作の過程を通じて、手先の技術を磨くだけでなく、中国人が「祝福を細部に託す」という独特の美意識とロマンを理解した。

東華大学の留学生にとって、中国語の学習は教科書の枠を超えた。「福」の字を書いたり、切り絵を切り取ったり、ブレスレットをつけたりすることは、中国との距離を縮めることでもあった。楽しく中国語を学び、中国語を好きになる。
出典:東華大学国際教育センター
