「架け橋」を紡ぐ:国際教室からの報告
Mar 19, 2026
教壇に立ち、130人を超える見知らぬ顔と向き合った瞬間、私はこれが決して平坦ではない旅の始まりだと悟りました。私の学生たちは40以上の国々から集まり、それぞれの文化的背景と中国に対するイメージを胸に、この教室に集っています。国際共同複数学位プログラム(JMD)の中国文化コース「A Glimpse of China」を担当する教師として、その責任の重さを痛感しています。

学生たちは席に座り、中国への理解を深めたいという期待に満ちた表情を浮かべています。私もまた、彼らが中国を知り、理解し、好きになる手助けをしたいと願っています。この偉大で神秘的な国は、教科書の中の遠い文字ではなく、彼らが触れ、感じ、体験できる存在なのです。私は中国のモバイルアプリ、教育、無形文化遺産、食文化、都市などをテーマにした活動を企画し、中国を具体的で生き生きとしたものにしました。
また、中国人学生を教室に招き、留学生たちとの文化サロンを開催しました。言葉の交流の中で、文明の種が静かに芽生えていきます。中国人学生の指導のもと、留学生たちは初めて切り紙や中国結びに挑戦し、初めて間近で中国の若者の明るさと情熱に触れました。

授業後、留学生たちが提出する課題にはいつも驚かされます。彼らは中国文化を学ぶだけでなく、自国の文化と創造的に対話させているのです。こうした課題から、私自身が「教師」として多くのことを学び、多くの国の食文化や都市、無形文化遺産について知ることができました。


わずか一学期の交流でしたが、私たちは深い友情を育みました。コース終了時、多くの学生が、中国に来たばかりの頃のような堅苦しさはもうなく、華東理工大学の隅々まで、上海の街角から路地まで、そして中国のより広い大地へと歩み出したいと語ってくれました。彼らが撮影した旅の写真や記録した見聞を見るたびに、中国へと続く橋が、彼らの心の中に静かに架けられていることを感じます。そしてその橋は、さらなる文化交流の可能性をも結びつけていくことでしょう。
出典:華理留学生
