ハンガリー人留学生羅智強:中国の無形文化遺産を体験 中国文化に夢中
Jun 7, 2024
華東理工大学のハンガリー人留学生羅智強(中訳)は、国際学生文化実践基地で様々な無形文化遺産を体験し、深い感銘を受けた。
無形文化遺産についての理解を語る際、彼は「無形文化遺産とは、人類の口承伝統、公演芸術、社会的実践、風習、祝賀行事、手工芸技術および関連する自然や文化遺産などの無形文化成果の総称である。社会の発展に伴い、無形文化遺産の保護と伝承がますます重要になっている。無形文化遺産の普及は、民族文化を伝承し発揚し、文化交流を促進するための重要な手段である」と語った。先学期に国際学生文化実践基地でたくさんの無形文化遺産、特に紙・印刷技術を身をもって体験した彼は古人の智慧の結晶に深く感心した。
実践基地で、羅智強は中国漢代・唐代の舞踊の学習プロセスも見学し、唐代の女性が言われているように家を出ないわけではなく、むしろ社会的地位が非常に高かったことを知った。「気若幽蘭( 幽蘭の芳あいの様に気が若い)」という舞踊を通じて、彼は唐代女性の静かで優雅な気質を感じ取った。また、健身気功の体験で羅さんは浮世を離れたような感覚になり、思わず真似したがるようになった。
学校で働いているおじさんとおばさんたちと交流するとき、自分がハンガリー人だと知ったら、向こうからハンガリーの町での自撮り写真を熱心にシェアされ、また上海語も教えてもらい、中国人の親切さと友好が示された。
羅智強は、自分が一番好きな中国言葉は「炎黄」であり、「大禹治水」「女媧天を補う」などの古代中国の伝説にも特に興味を持っていると話した。また、彼はさまざまな漢字のシンボルマークにも夢中になり、特に中国の故宮博物院のエンブレムである。このエンブレムは、「宮」の字形と「海水江牙」(中国伝統の紋の一つ)や璧の図形要素、紫禁城の建築理念を巧みに融合させており、「吉祥如意(幸運が思いのままに訪れますように)」「源遠流長(古くから長く続いている)」の意味を込めている。
情報源:華東理工大学留学生羅智強