5月24日から26日まで、「科学が未来を導き、教育が強国に助力」をテーマとした2024年第21回上海教育博覧会は上海展覧センターで開催された。今年は127社の教育機関が出展し、3日間にわたるオフライン展示会は約13万の来場者を引きつけた。

今回のオフライン出展機関の一つであり、唯一の大学代表である上海外国語大学は、展覧会の中央ホールで行われるキャンパス文化シリーズの展示活動に招待された。同校は教育、科学技術、人材という「三位一体」の協調融合発展の議題をめぐって、多言語、学際、異文化の総合的な優位性を生かし、近年の教育成果を展示した。

開幕式後のキャンパス文化展示活動の最初の一環として、上海外国語大学国際工商管理学院の教師が「脳の発育規則を理解し、脳科学で子供の潜在能力を開発」というテーマをめぐり、「脳科学の普及」講座を行った。講座では、脳科学技術による人間の視覚知能研究の最新成果を説明し、同校のブレーン・マシン協同情報行動研究重点実験室（Shanghai Key Laboratory of Brain-Machine Intelligence for Information Behavior, BMIB）の研究方向と発展状況を紹介した。また、上海外国語大学が活動現場に出展したコーパス研究所の成果も多くの来場者の目を引いた。

 関係筋によると、教育博覧会の同期オンライン展示会は6月末まで続く。オンライン展示会は「上海教育博覧会」のミニプログラムを通じてログインでき、「クラウド展示」「クラウド地図」「クラウド生中継」「科学教育」「ニュース視点」「展示会の看板」「展示会ガイド」「過去のハイライト」などのセクションを通じて、少し変わった教育博覧会を楽しむことができる。