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真夏日がいよいよ、夏にも適した運動をおすすめ

study.edu.sh.gov.cn Jul 3, 2023

端午の節句が過ぎた今、気温が高くて湿度も高いが、多くの人は体を積極的に鍛え、体質を改善している。しかし、スポーツを楽しむとともに、潜在的なリスクや問題を避けるにはどうすればいいのであろう。以下は夏に適したスポーツをいくつか紹介しよう。

水泳

水泳は心肺機能や筋力を鍛える効果が明らかである。自分の重力ではなく、水の抵抗力を克服することで体を鍛えるのがその特徴。そのため、いかなる体重や体形にもかかわらず、筋肉や関節を傷つけるリスクが低い一方、脊柱関節症や静脈瘤、肥満などにも効果が期待できる。

とは言え、水泳はすべての人に適しているわけではない。重い心臓病、高血圧、耳疾患、伝染性疾患、婦人病、月経期、妊娠中、産後2ヶ月の人にはご遠慮のほうがいい。注意すべきなのは、空腹、満腹、そしてお酒を飲んだ人も水泳をしないこと。

サイクリングやジョギング

サイクリングやジョギングなどは、多くの人に好まれる屋外運動。心肺機能を高め、ストレスを解消し、持久力を高めることができるので、非常に良い有酸素運動。

ただし、長時間のジョギングは関節の痛みや損傷を引き起こす恐れがあるので、姿勢や時間、場所、あとは運動靴などに注意しなければならない。

それに対して、サイクリングのほうは膝関節の損傷が少なく、合理的にトレーニングすれば、関節を保護する役割を果たすこともできる。

ヨガやエアロビクス

室内でヨガやエアロビクスなどの軽い運動をするのは体とメンタルのリラックス、柔軟性とバランスの向上に役立つが、急に運動すれば捻挫や肉はなれなどを起こしやすいので、ウォーミングアップをしっかりしてから運動を始めてください。

以上はおすすめの夏のスポーツだが、運動するとき、安全を常に気をつける必要がある。

第一、夏は気温が高いので、涼しくて環境の良い屋内外の運動場所を選ぶこと。そして屋外運動は気温の比較的に低い朝晩に行い、熱中症や脱水症状を起こさないように直射日光が強い昼間に激しい運動は避けること。

第二、適した運動方式を選ぶこと。有酸素運動を中心に、強度の高い運動や長時間の運動、激しい運動は避け、体調に合わせて選ぶことをおすすめ。

第三、夏には汗が多くて、脱水症状の発生を避けるために、すぐに水分と電解質を補充する必要がある。運動前後にスポーツドリンクや薄い塩水で水分補給をして体内の毒素と過剰なカロリーを排出すること。そしてコーラやサイダー、コーヒーなど、過度に甘いものやカフェインの入った飲み物は避けたほうがいい。

第四、暑さ対策と紫外線対策に気を払うこと。通気性のよい大きめの運動服はいい選択であろう。屋外で運動するときは、紫外線による日焼けを防ぐ必要がある。運動前後に日焼け止めを塗り、運動時には日焼け止め帽子や袖カバーなどを着用すること。

第五、バランスのとれた食事が大事。夏に過度なカロリーの摂取を避けるために、旬の野菜や果物を主にするとともに、新鮮な卵、牛乳、魚やエビなどの良質な蛋白の摂取を増やして体力を回復すること。

第六、医者の指示に従い、科学的に体を鍛えること。運動療法を鵜呑みにせず、医師のアドバイスや科学的な運動方法に従い、そして、もし調子が悪くなる場合、すぐにトレーニングをやめて、専門家にコンサルティングすること。