上海への留学

「農村四季好風景」全国農村観光プレミアムコース・上海コース5本(五)

study.edu.sh.gov.cn Nov 14, 2023

2023年第2期「農村四季好風景」全国農村観光プレミアムコース143本は「農耕を体験 シンプルな生活」「お茶を満喫 ヘルシーな生活」「自然に親しみ レジャーの生活」という3つのテーマに分けられ、農村の農耕活動、無形文化遺産、農業文化遺産、伝統村落、文化財・古代建築などの文化資源を農村観光商品とコースに組み入れ、農村文化と観光の深い融合を促進する。143本の中には上海の5本がある。

上海・「グリーン車墩 農村芸術」の旅

一、コース概要

黄浦江は長江の最後の支流であり、車墩鎮は黄浦江松江流域の最後のエリアである。車墩鎮はここ数年、「クリエイティブデザイン+手作り芸術+映画・テレビ」の境界を越えた融合を発展戦略とし、長溇村を基礎とし、農村と農業資源、人文基礎に立脚し、特色のある美しい農村を作り、農村特色生態観光製品とプレミアムコースを開発し、グリーン生態農村観光産業チェーンをさらに貫通させ、農村振興の「長溇モデル」を模索してみた。

二、コースの詳細

松南郊野公園→香地アートセンター→版画美術館→慶陽本屋

三、ベストシーズン

通年

四、主要観光スポット(プログラム)について

1.松南郊野公園:この公園は上海市の率先して試行運営する5つの郊野公園の一つで、オリジナルな田舎風貌を保留した。公園内には濱江森林レジャー、米市渡文化観光、農漁味覚狩り農村体験を主要機能とする総合活動エリアと文化展示、味覚狩りや魚釣り、観光散策などの機能を備えた総合郊外レジャーエリアがある。松江区の東南部に位置するこの公園で、約10キロ続く黄浦江の海岸線に沿い、臨江大通りを歩ければ、目の前に迫ってくる黄浦江からは水蒸気が押し寄せてくる。

2.香地アートセンター:長溇濱江国際文化観光総合体及び上海科学技術影都映画テレビ派生品開発基地プロジェクトモデルエリアに位置する香地アートセンターは黄浦江に近く、生い茂る森金色に輝く水田に囲まれている。2022年末に香地アートセンターが正式にオープンすると同時に、当代芸術界の有名人や新鋭芸術家の作品を集中的に展示する大規模な総合展覧「ポリフォニー」が開放した。香地アートセンターは全体が真っ白で主体建築物が土地の条件に応じて簡潔で巧みに設計され、芸術を田舎に溶け込ませた。長溇村が特別な風格があり、デザイン感の強い文化芸術村落になった。

3.版画美術館:糸網版画(シルクスクリーン版画。孔版画とも呼ぶ)は松江地域の農民を創作主体とし、江南農村生活を創作素材とし、現代シルクスクリーン感光技術を運用し、歴史ある藍染め「藍印花布」孔板とシルクスクリーン孔板、レリーフ印刷、木版印刷を組み合わせた民間絵画を使い、竈絵(かまどに貼り付けるもの)、切り紙、刺繡などの民間芸術形式を取り入れたもので、松江区の無形文化遺産である。版画美術館は現在、慶陽橋ホール、清河橋ホール、永済橋ホール、三里橋ホールの4つの展示ホールを開放して糸網版画テーマ展を行い、農耕文明の精神的価値と美学を深く掘り下げる。

庆阳书屋_副本.jpg

(写真・WeChat公式アカウント「楽遊上海」)

4.慶陽本屋:車墩鎮華陽老街に位置する慶陽本屋は松江区の文物保護単位である朱季恂の邸宅から改造されたもので、建築面積は600平方メートル余りで、中に3000冊以上の蔵書がある。その主体建築は江南図書館、船木閲覧室、朱懐新美術作品展示館、星毅ミュージックスタジオ、銭斌民間民俗収集館、松江区書道家協会車墩書道創作基地、文化交流エリアなどで、各種の読書及び文化交流イベントを開催し、車墩鎮の新しい文化ランドマークになった。

五、特色グルメ・クリエイティブグッズ

渡し場文化美術品

糸網版画、海派切り紙細工、書道篆刻や青花古磁器片、江南布芸術版画など。

六、交通

ドライブ:車墩鎮松金大通り9535号から華長路長溇、華陽老街東門村761号、華陽老街163弄(弄堂:路地裏)1—3号へ車でいく。