2023年第2期「農村四季好風景」全国農村観光プレミアムコース143本は「農耕を体験　シンプルな生活」「お茶を満喫　ヘルシーな生活」「自然に親しみ　レジャーの生活」という3つのテーマに分けられ、農村の農耕活動、無形文化遺産、農業文化遺産、伝統村落、文化財・古代建築などの文化資源を農村観光商品とコースに組み入れ、農村文化と観光の深い融合を促進する。143本の中には上海の5本がある。

農耕を体験　シンプルな生活：上海・小昆山米文化体験の旅

一、コース概要

松江区の北西部に位置する小昆山は「九峰（9つの山）」の最南端にあり、もともと「昆山」と呼ばれていた。晋代に文学で世に名を馳せた陸機、陸雲兄弟はここに住んだことがあり、当時の人は「玉出昆崗」と二人を誉めていたという伝説があり、昔から観光地である。現在、ここには良田が連なり、緑色の農作物が一面に広がっている。観光客は精米工場で見学し、米の一生を理解し、農耕文化を学び、科学的知識を増やしたり、あるいは水も空気もきれいな西部の漁村に行って、釣ったり、おいしい水産物を食べたりすることができる。

二、コースの詳細

水稲文化体験館→小昆山万畝良田→西部漁村

三、ベストシーズン

3月- 5月、9月-11月

四、主要観光スポット（プログラム）について

1.水稲文化体験館：小昆山鎮の精米工場は生産と体験を一体化した精米産業拠点である。館内に閉鎖式ガラス張り見学桟道が設けられており、この見学桟道で籾から精米するプロセスを見学することができる。水稲の歴史を展示し、水稲文化を伝承し、水稲についての知識を普及し、水稲についての科学技術を紹介する同館は研究と交流、販売と協力、観光とレジャーを一体化し、現代的で総合的な科学教育館、農産物展示販売センターである。

2.万畝良田：美しい田園風景を持つ小昆山の現代農業エリアは観光客に桃源郷のような江南の田舎生活を見せている。現在工事中の江南水稲芸術公園は水稲をハイライトとし、芸術の要素を取り入れ、水稲畑及び水稲文化を全方位に表現し、田園観光、農業レジャー、ファンタジー体験、親子生活、労働教育を一体化とした観光地である。また季節ごとに、田園親子健康ランニング、万畝良田キャンプイベント、田植え祭、親子釣りプログラム、フィールドオリエンテーリング、豊年祭、親子稲刈りプログラム、大地芸術祭などの体験プログラムが開催されている。

3.西部漁村：昆泖通り299号に位置する西部漁村は西は黄浦江の川上である泖河に接しており、川が澄んで空気が清いところである。美しい地域環境に恵まれる西部漁村は静かで心地よい漁村で、三面は川に囲まれている。観光客はよくここで釣りをしたり、2キロの泖河のほとりを散歩したりし、リラックスする。西部漁村はまた国家レベルの水産優良品種拠点であり、釣り魚はすべて心を込めて育成され、生態養殖された良質品種である。

五、特色グルメ・クリエイティブグッズ

特色グルメ：「浦江一号」団頭魴（ヒラウオに似ている淡水魚の一種）、餅、ちまき

クリエイティブグッズ：沈漊竹編、「平復帖」シリーズクリエイティブグッズ

お土産：小昆山米、黄浦江上海蟹

六、交通

ドライブ:小昆山鎮は上海市中心部から38キロ離れ、車で行けば約60分かかる。小昆山園、万畝良田、水稲文化体験館は近く集まり、いずれも車で5分ほどかかる。西部漁村は小昆山園から4.8キロ、車で約10分。