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2024年上海タイ都市映画週間が開幕 「映画+」モデルを模索

May 16, 2024

上海市映画局が指導し、上海電影股份有限公司と正大集団(CPグループ)が共催する「2024年上海タイ都市映画週間」が512日に開幕しました。今回の映画週間は、「トレンディ・タイ」のテーマをめぐり、傑作上映や商圏との連携を通じて、映画鑑賞とタイ文化・ライフスタイルの体験を融合し、文化消費を促進しながら文化交流を促進し、「映画+」の新たなモデルを模索します。

今回のタイ都市映画週間は512日から520日まで浦西の上海影城SHOと浦東のSFC上影百聯影城(ヤオハンIMAX店)で開催され、タイ映画の傑作7作品が上映されます。

「芸術とビジネスの分野において、タイ映画はそのユニークで特徴的な視聴スタイルで国際映画界に頭角を現し、アジア映画の新たな勢力となっています。タイ映画といえば、ベテラン映画ファンはアピチャッポン監督の代表作や人気の『バッド・ジーニアス』などの作品を思い出すでしょうが、タイ映画に対する一般の観客の理解は比較的限られています」と上海電影股份有限公司聯和映画館マーケティング部劉芸副総監は語りました。今回の映画週間は、「トレンディ・タイ」をテーマに、伝統を打ち破り、学術的、芸術的なカテゴリーから飛び出し、インタラクティブとエンターテインメントの視点から、映画と日常生活の繋がりを探ります。「このような選択は、より多くの若い観客に映画館に足を運び、ニッチな映画祭に注目してもらうことを目的としています。また、映画と人生の関係について観客が深く考えるきっかけにもなるでしょう」

タイ都市映画週間はアート映画祭として、「スケジュール」の面でも特別に工夫しました。520日に合わせる「520期間」(中国語で520の発音は「愛している」という意味の「我愛你」と似ています)で、多くの恋愛映画がで公開されます。520日、上海影城SHOでは特別上映が行われ、恋愛映画「1日だけの恋人」が上映されます。浦東のSFC上影百聯影城(ヤオハンIMAX店)では恋愛映画「運命のふたり」が上映され、デート中のカップルに素晴らしい映画鑑賞オプションを提供します。注目すべきは、映画週間は「2024・55@SHANGHAI」グローバルプロモーション発足式の後、タイ王国上海総領事館が主催する「上海タイフェスティバル」を前に開催され、「スケジュール」の面で文化観光消費の勢いを継続していることです。主催者は、映画言語を通じて中国と外国の文化の交流と融合を深め、映画週間の形式を通じて、上海の映画市場と上海電影股份有限公司聯和映画館により多様で差別化されたコンテンツをもたらしたいと考えているようです。

7 つの傑作を1週間にわたって上映するほか、上海影城 SHO  SFC上影百聯影城(ヤオハンIMAX店)は5月中、商圏内の特色のある店と連携し、タイ映画からライフスタイルまであらゆるものを観客に提供します。劉芸氏は、映画週間の来場者は映画館で「タイライフ」のマップと映画のチケットの半券を入手し、そのチケットの半券を持って、マップ上にマークされているタイ料理、ムエタイ、タイのスパなど特別な商店に行けば、割引を受け 上海にいながらタイ文化を深く体験することができると紹介しました。 映画コンテンツを核として、「映画+」の文化消費雰囲気を醸成し、観光・飲食・娯楽・買い物を楽しめる映画月間を作ろとしており、それは上海電影股份有限公司は「映画+」と「映画館+」の継続的な革新と模索であると同氏は付け加えました。

出典:「2024年上海タイ都市映画週間が開幕 「映画+」モデルを模索」(上海国際サービス)