人気を集めているCity Read コミュニティ・ライブラリーにハマっている若者たち
study.edu.sh.gov.cn Aug 31, 2023
2023上海ブックフェアはこのほど閉幕したが、読書の雰囲気が依然として都市に漂っている。上海では、随所に見られるのはコーヒーショップだけでなく、市内に隠れているいろんなコミュニティ・ライブラリーでもある。コミュニティ・ライブラリーは人が少なくて静かで、小さくて便利で、そして数本の通りを通ると楽しむことができる。ソーシャルコマースプラットフォームで紙媒体図書がもたらす「歳月静好(静かで美しい日々)」を若者たちが共有することに恵まれ、コミュニティ・ライブラリーの人気がさらに高まっている。
小紅書(RED、ソーシャルコマースプラットフォーム)では、コミュニティ・ライブラリー関連の投稿が4万件を超えている。大衆点評(口コミサイト)の統計によると、この1ヶ月、上海地域の「コミュニティ・ライブラリー」の検索数は前年同期比で250%以上増加し、関連評価数は450%近く増加したという。
公開されたデータによると、上海には公共ライブラリーが239カ所あり、そのうち市レベルのライブラリーが2カ所、区レベルのライブラリーが17カ所あり、また区レベルの業界公共ライブラリーが1カ所、各街道に点在している街鎮公共ライブラリーが219カ所あるという。
また、ソーシャルコマースプラットフォームで「携帯電話を置いて読書を楽しむことができる静かな空間、喫茶店とは違います!」「24時間都市本屋が大好き、スペースが広くて、打工人(働く人)が深夜にも行くことができてよかった!」と自宅の近くにあるライブラリーを熱心にシェアする若者も少なくない。
コミュニティ・ライブラリーは、公共文化サービスがコミュニティの中に広がるものであり、豊富な文化活動を行っている。コミュニティ・ライブラリーはソーシャルコマースプラットフォームで若者たちが無料で展覧会を見学したり、講座を聞いたりする新たな「文化の聖地」にもなっている。
ここ数年、上海は「15分読書圏」を積極的に構築し、市民が「家のすぐ近くに読書」という幸福感を享受できるように都市読書の公共施設の建設を推進している。コミュニティ・ライブラリーはその縮図である。
大衆点評の関係者は、同サイトの豊かな現地生活コンテンツを基に、若者に身の回りのすばらしさを絶えずに発見してもらえるように取り組んでいると示した。シティウォーク(City Walk)、シティライド(City Ride)に続いて、コミュニティ・ライブラリーを代表とするシティリード(City Read)が人気を集めている。