第22回中国上海国際芸術祭は10月15日から11月15日まで開催される。今回の芸術祭のテーマは「『文』をもって人を教化、『芸』をもって心を交流」である。

14日の夜に行われた初の開幕公演で、83歳の指揮者Christoph Eschenbach氏が創立されたばかりの中国上海国際芸術祭フェスティバルオーケストラを指揮し、上海市都心部のランドマークとなる歴史的建築物である上海展覧センターの室外の広場で、約3000人の国内外の観客にロマンチックで優雅なクラシックミュージックの饗宴を披露した。

文化と観光部が主催し、上海市人民政府が実施する中国上海国際芸術祭は3年ぶりに開催され、中国と西洋を組み合わせた3回の公演で幕を開いた。そして今後1カ月余りの間に、世界初の公演が13回、アジア初の公演が3回、中国初の公演が7回、上海初の公演が48回など、計79回の公演及び21の展示博覧イベントが行われる予定で、延べ600万人が訪れる見込み。