上海観光祭が9月16日に開幕、パレードも2年ぶりに再登場
study.edu.sh.gov.cn Aug 1, 2023
上海市文化と観光局は7月27日に、2023年第34回上海観光祭が9月16日から10月6日まで開幕すると発表した。今回の上海観光祭は「市民大衆の祝日を開催することを旨とし、都市全体と産業全体が連働し、念入りに準備し、全地域で美しくて楽しい「都市実景図」を描く。また、今年は全面的にオフラインのイベントに回復し、観光祭のパレードも2年ぶりに再登場する。
今年の上海観光祭は上海の最も資源にとみ、最も優位性のあるところに基づき、10の地域で「楽遊上海」シリーズイベントを企画し、観光祭の大産業・大民生・大展示のプラットフォーム機能を際立たせ、都市の文化と観光の国際性、上海風、ファッション、活力を示す。
観光祭の期間中、上海市の各地域が連動し、政府と企業が連携し、都市のランドマーク、観光地、重点商業圏に依拠し、100回ぐらいの重点文化観光イベントを開催し、楽しいフェスティバルの雰囲気をつくる。このうち、「1江1河」観光、読める建築、無形文化遺産新体験、演芸大世界、海派都市考古などの都市文化観光IPが重点となっている。食、住、行、遊、購(ショッピング)、娯楽をコア要素とし、一連のこころをこめて企画した文化観光商品をもって文化観光産業チェーンをさらに拡張し、ハイクオリティの文化観光サービスを市民や観光客に提供する。
観光祭の期間中、飲食、ビジネス、スポーツ、展示会、交通などの全業界の市場主体がこの都市レベルの盛会に積極的に参加し、市民を優遇する様々なイベントを開催し、消費シーンを革新し、消費の活力を引き出す。観光祭の間、観光地割引キャンペン、西岸文化芸術シーズン、金秋宿泊シーズン、都市生活シーズン、品質サービス月間、陸家嘴文化祭、花園生活祭、科芸(科学技術芸術)歓楽祭、東方美谷芸術カーニバルなどの多彩な活動が行われ、市民や観光客にたくさんの消費選択を提供する。国脈文化、米哈遊(Mihoyo)、愛奇芸(iQIYI)などのデジタル技術業界の企業も「デジタル観光祭」などの新型文化観光体験イベントを打ち出す。
2年ぶりに、上海の街を回す「風物詩」である上海観光祭パレードが今年回復する。9月16日から、観光祭のパレードは「5つの新城」や虹口、宝山など11の地域を巡回し、国慶節連休中には臨港の滴水湖で湖を周回して展示する。
今年の上海観光祭はまた江蘇省、浙江省、安徽省、江西省、福建省などの5省12市でサブ会場を設け、「友人の輪」の拡大を通じて、お互いに加勢しあい、文化観光の繁栄と発展をともに促進する。